新型コロナウィルスの影響により、「何かお困りごとはありませんかー?」とちょっとお客様宅を訪問する御用聞き営業がしずらくなっています。また、「お客様宅を訪問したけれど不在だった…」なんてこともありますが、そんな場合は訪問したことを知らせるためメモや手紙などを残すことをおすすめします。
なぜならメモや手紙などを残すことで、お客様も親近感を持ってくれるので次回の訪問や今後の営業などにつながりやすくなるからです。

またデジタル化が進んでいるからこそ、アナログな手書きメッセージが効果を発揮することはご存じでしょうか?
個人宅訪問時のマナーと不在時の対応についてお届けします。

相手の都合を優先する
訪問する際には、事前に連絡を取り、相手の都合を伺いましょう。たとえ親しい間柄であっても、突然の訪問は、失礼になる場合もあります。できれば、相手の都合の良い時間に合わせて訪問するようにするのが大人のマナーです。
また、食事時や、始業や終業時のような忙しい時間帯、早朝や夜間も避けましょう。午前中の場合は、10時~11時に。午後の場合は14時~16時頃の訪問がおすすめです。

時間厳守する
また、約束した時間に遅れてしまうのはNGですが、予定の時間よりも早く着きすぎてしまうのも避けましょう。特に個人宅の場合、3分程度遅れて訪問するのがスマートですね。万が一遅刻してしまう場合や、訪問できなくなった場合には、できるだけ早く電話で理由と謝罪を伝えましょう。

玄関では
お客様の自宅に上がる時、脱いだ靴も見られていることを自覚しておく必要があります。靴を脱ぎっぱなしではマナー違反と言うより、「だらしない」といった評価になりますのできちんと揃えるましょう。また、着用している帽子やコート、マフラーや手袋などは外しておくのがマナーです。
靴を脱ぐ場合、正面を向いたままの状態で脱ぎ、両膝を床につけた姿勢でお客様に正面を向けた状態で手早く靴を反対向きに揃えます。靴をそろえるために後ろ向きで脱ぐとお客様にお尻を向けることになりますので避けましょう。また、靴下や靴の中敷きに破れがないか、汚れていないかなどは事前によく確認します。

「ありがとうございます」と「失礼いたします」をきちんと伝える
応接室に通されたら、通常のビジネスマナー同様お客様に勧められるまで着席してはならないのは当然です。着席を勧められたら「失礼します」と断った上で着席しますが、お客様の自宅に上がったなら着席以外のちょっとした行動をとる場合でもその都度「失礼します」、「有難うございます」を伝えましょう。
お茶等を出して頂いたら「ありがとうございます」、トイレを借りるならまず席を立つときに「失礼します」、戻ってきたらまた「ありがとうございます」等々この繰り返しです。これが、お客様宅で不可欠なマナーです。

不在訪問時…アナログメッセージカードが有効な理由
「今さら手書きメッセージ?」と思った方もいらっしゃると思いますが、こういったアナログツールの方が、ジワジワと効果を発揮する場合があります。

SNS、メルマガ、メールなどデジタルツールを使っての情報提供も効果がないわけではありませんが、1日に何通も届くデジタルメッセージ…
情報が既に飽和状態になっていると感じませんか?
メールはもちろんですが、SNSの広告など少なくて100通、多い人なら300通以上も届いたりするそうです。

一方で、ご自宅のポストには、お礼状や手紙がどれくらい届きますか?ましてや手書きメッセージとなれば1日に1通届くか届かないかではないでしょうか?

不在連絡メッセージの文例

▼文例1
株式会社○○の○○と申します。
△△の件でお伺いしましたが、ご不在でしたので、資料だけ置かせていただきます。
お時間があるときに、ご一読いただければ幸いです。
○○月○○日 ○○時○○分
▼文例2
株式会社○○の○○と申します。
△△のご案内をしたくお伺いしましたが、ご挨拶できず残念に思います。
また改めてお伺いしますので、よろしくお願いいたします。
▼文例3
株式会社○○の○○と申します。
△△の件でお伺いしましたが、お出かけのようでしたので、お手紙にて失礼いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。

名刺などの裏面にメッセージを記入できる欄を設けている方もいらっしゃいます。
もちろん、それも悪くはないかと思いますが、せっかくならフォーマットを作るのはいかがでしょうか。
会社としてフォーマットや最低限の記載事項をそろえることができ、営業の方も外で書く時間や手間が省けるのでおすすめです♪

不在連絡メッセージ無料ダウンロード
ソフィア企画ではダウンロードしてお使いいただける不在連絡メッセージカードのフォーマットをご用意いたしました。
パワーポイントで編集できるので、特別なソフトなども不要で簡単に編集もできます。是非、下記リンクバナーよりご活用ください。

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「とにかく早く結果を出したい!」と思うのは当然のことですが…

「3日間キャンペーンを行っています!」
「今ならお値引きできます!」

などと、すぐに反応を求めようとしてしまうと、「あぁ、また売込みね」とお客様はうんざりしてしまいます。これではせっかく様々なツールを活用しても意味がありません。

しかし、このようなメッセージならどうでしょうか
「既に購入した人からのアドバイス」
「商品の意外な使い方」

自分がお客様ならどんな情報が欲しいかな?という視点で伝える内容を考えてみてはいかがでしょうか?
短期的に売り上げが上がるよりも長期的に売り上げが上がる関係性を作る方がいいとは思いませんか?

「急がば回れ」なのです♪

すぐに熱を下げるためのとんぷくではなく、体質改善をするための漢方薬。
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