ガス屋さんは未来ある経営戦略を持とう! <その8>

◆まずはマーケティング戦略の見直しが必須
ガス業界でもDXの導入推進の重要性は誰もが認識しているところです。LPWA導入やWeb請求、保安点検のデジタル化など業務のDXは必須ですが、それ以上にデジタル化の中で、顧客との関係性強化を図るDXが求められています。顧客接点を強化するためには、ありとあらゆる顧客接点を見直していく必要があります。何か一つをすれば良いというものではなく、マーケティング戦略全体を見直すことが必要です。

STEP1 企業イメージを明確に
顧客接点を通じて消費者が抱いたものが集積したものが企業イメージです。企業イメージが定まらないまま、むやみにチャネルを増やせば、せっかく顧客接点を増やしても印象に残らなかったり、ユーザーから「しつこい」とマイナスイメージを持たれてしまいます。


STEP2 象徴的なユーザー像を設定
職業や趣味、考え方や生活スタイルまで、まるで実在する人物のように細かく、提供する商品・サービスにとって最も重要で象徴的なユーザーを設定します。なぜなら、いつ・どのように・どういった経路で顧客接点を持つのかを具体的に考えるためです。大まかなターゲット設定では、どの顧客接点がより重要なのかが判断できずに、的確な改善は見込めません。


STEP3 商品購入ストーリーを作成
顧客が商品を購入に至るまでのストーリーを作成することで、具体的な顧客接点の抽出ができ、どう改善していけば良いかの思考整理をすることができます。







顧客接点を強化するための3つのポイント

Point1各チャネルで一貫性を持つ
自社HPや各SNS・ミニコミ誌・ブログ・DMなどで一貫した戦略が必要です。顧客接点の設計時に決めた企業イメージにこだわり、一貫したイメージを与えることを意識しましょう。

Point21つのチャネルだけに集中しない 
顧客接点を強化するために、複数のチャネルを同時に運用しましょう。自社HPや各SNS、ミニコミ誌、ブログなど複数のチャネルを横断して活用することで、より多くの顧客接点を生み出せます。

Point3チャネルごとの特性を把握しておく
利用するチャネルはそれぞれで特徴や効果が違うため、活用する時は各チャネルの特性を理解しておく必要があります。

そのためにはマーケティング戦略の見直しが必須になってきますのでお気軽にお問合せ下さい!