新入社員研修に役立つ・・・自己啓発と自己管理

新入社員が一日でも早く必要な人材に成長するように、会社ではいろいろな教育を実施しています。しかし、会社が実施する教育だけでは限界がありますので、自分自身で常に『自己啓発する』ことが大切です。また、会社で役立つ能力は一朝一夕で身につくものではありません。常に能力向上に努めている人とそうでないでは何年か経つと大きな差となって現れます。

  1.自己啓発のステップ  

(1)仕事上の目標を持つ
・仕事をする上で必要な能力は何か
・近い将来必要な能力は何か

(2)ライフプランを考える
これからの人生を有意義に過ごす ために何が必要かを考えてみる。
・資格を取得する
・教養を高める  など

(3)具体的なプランを立てる
・いつから始めるのか
・どのくらいの時間や期間をかけるのか
・どのような方法で行うのか
・費用はどのくらい必要か  など

  2.自己啓発のアドバイス  
●職場の良い上司・先輩を見習おう
(よい例をまねるのが成功への早道です)。
●通信教育を受けたり、研修会・セミナーなどに積極的に参加しよう。
●目標を達成するために必要な情報収集のネットワークを築こう。
●読書の習慣を身につけよう。
●毎日、新聞を読み、業務に関連する情報誌なども定期的に購読しよう。
●インターネットなどを積極的に活用し、幅広い情報収集に努めよう。
●資格取得も考慮しよう。

  3.自己管理のポイント  
充実した社会生活を送るには、心身ともに健全でなければなりません。そのためには「自己管理」が大切です。

(1)健康管理
仕事をするためには心身共に健康であるための「健康管理」が大切です。疲労やストレスなどをためないよう十分に休養し、規則正しい生活とスポーツや趣味などで上手に気分転換を図りましょう。

(2)時間管理
社会人は時間を守ることが基本です。仕事の期限や約束時間を守らないなど、時間にルーズな人は大切な信用を失うことになります。計画的にスケジュール管理をし、時間を大切に使いましょう。

(3)金銭管理
お金の管理は自分で責任をもって計画的に行いましょう。自分の支払い能力を考え、使い過ぎや借りすぎに注意しましょう。ライフプランに合わせた金銭管理をしましょう。