新入社員研修に役立つ・・・職場でのコミュニケーション

  1.携帯電話のかけ方  
●かける場所を選ぶ
人混みや騒音の場所を避けることが基本です。電車では、乗車前に済ますか、途中下車をし、周囲の迷惑にならないようにします。レストラン等の公共の場では戸外で、また、航空機や病院などでは、計器類に影響を与えるため、使用してはいけません。

●電波の届きやすい場所でかける
携帯電話は、電波を使って通話の情報を送っていいるため、電波の届きにくい場所があります。ビルの谷間やトンネル、高速道路の下では、突然切れてしまうことがありますので、相手が聞きやすい、電波状態のよい場所でかける必要があります。

  2.携帯電話の受け方  
●商談中・来客中の場合
商談中にいきなり携帯電話が鳴りだしたら、商談が中断するだけでなく、相手はあまり良い気持ちはしないものです。電話を切るか、マナーモードにするか、留守番機能を設定するなど、配慮をします。また、留守番電話のメッセージはこまめに聞き、こちらから早めにかけ直すようにします。
電波を切り忘れ、商談中にかかってきた場合は、小さな声で「ただ今、商談中ですので、折り返しかけなおします」など告げ、商談後にかけ直します。なお、商談の相手の方には、「失礼いたしました」などと中断したことへのお詫びも必要です。

●電車の中では
電車や人ごみの中での通話は、周囲の人にとって大変迷惑です。商談中と同様に、電源を切るなどのマナーが必要です。電源に切り忘れ、電車内にいるときに、仕事の要件の電話がかかってきた場合は、相手に断ってから、途中下車してかけ直します。仕事に関する具体的な名称や金額等が社外に漏れないよう純分な配慮が必要です。
また、着信音もあらかじめ着信音量を小さくするなど気をつけましょう。