ガス屋さんは未来ある経営戦略を持とう! <その10>

◆ポイントは個々の消費者行動の把握と活用
ポイントは個々の消費者行動の把握と活用デジタルと紙の活用を推進するには個々の消費者の行動を把握することが重要です。昔は帳簿に誰が何をいつ買ったのかを付けていました。商品中心に何がいくつ売れたかではなく、一人ひとりの顧客を大切に、顧客情報をきちんと管理していたのです。現在は筆で帳簿を書くわけではありませんが、デジタル技術によって、あらゆる顧客情報がデータ化され、より顧客を知ることが出来るようになっただけでなく、デジタルと紙を複合的に活用することで、一人ひとりの顧客と最適なコミュニケーションが取れる時代です。
どんなメディア、どんなコミュニケーション、どんな商品を望んでいるかのヒントは、個々の消費者の行動にあるといえます。全員が違う消費行動を取り、消費価値を感じています。企業は原点回帰して、一人のお客様がなぜその商品を欲しているかを理解し、それに沿ったコミュニケーションやマーケティング戦略が求められているのです。

◆紙はデジタルネイティブ層にも効果的
紙はデジタルネイティブ層にも効果的人は手間がかけられているものに対して、高い価値があると感じます。
自分で組み立てた家具により愛着を持つ『イケア効果』や、手作りや手作業の製品をより高く評価する『ハンドメイド効果』等と同じように、紙メディアに労力がかかると感じている顧客はメールやLINEなどのデジタルメディアより、紙メディアに高い限定感を感じるようです。
デジタルと紙を複合的に活用することで、一人ひとりの顧客と最適なコミュニケーションが取れると言っても、紙メディアでやっていることをそのままデジタルでも配信していては、全く意味がありません。デジタルと紙メディアの特性を理解し、コンテンツを吟味する必要があります。



クロスメディア戦略(=WEB×紙)
EメールやSNSはクーポンであふれ、生活者が複数のデジタルチャネルに疲れている今だからこそ、愛着という観点で紙などのアナログチャネルを有効に使えるのではないでしょうか。デジタル印刷が進んだことで、ターゲットにあわせて小ロット印刷が可能になった点も見逃せません。紙には紙ならではの優位性があり、さらにデジタルと融合することによって効果性を高めることができます。

デジタルと紙を活用したクロスメディアでマーケティング戦略をお考えの方はお気軽に当社へお問合せ下さい!