ガス屋さんのためのLINEマーケティング ~接点戦略の再設計~ #2

第2回
マーケティングとは「売る仕組み」ではない

「売ること」が目的になっていないか

「マーケティング」と聞くと、多くの方が「どう売るか」「どう契約を増やすか」といった施策を思い浮かべます。しかし、本来のマーケティングとは“売り込むこと”ではなく、「売り込まなくても選ばれる状態をつくること」にあります。売るためのテクニックを磨くことも大切ですが、それ以上に重要なのは、お客様の中に“選ぶ理由”を持ってもらうことです。

価格競争から抜け出せない理由

LPガス業界でも料金の比較が当たり前になり、切替営業も日常的に行われています。その中で、「いかに安くするか」だけで勝負していては、いずれ消耗戦になると考えているガス屋さんも多いのではないでしょうか。価格で選ばれる会社は、より安い会社が現れれば簡単に選ばれなくなります。  では、どうすればいいのか。答えはシンプルで、「選ばれ続ける構造」を持つことです。

思い出されなければ、存在しないのと同じ

お客様は、ガス機器の不具合や暮らしの困りごとが起きたとき、「どこに頼もうか」と考えます。そのとき、真っ先に思い浮かぶ会社があるかどうか。ここがすべての分かれ道です。逆に言えば、思い出してもらえなければ、比較の土俵にも上がれません。どれだけ良いサービスを提供していても、“頭の中に存在していない会社”は選ばれないのです。

接点の「質」と「頻度」が未来を決める

 では、どうすれば思い出してもらえるのでしょうか。その鍵が、「接点の質」と「頻度」です。 これまでは、検針時の訪問や紙のニュースレターが接点の役割を担っていました。しかし、自動検針やWEB請求の普及により、その機会は確実に減少しています。何もしなければ、お客様との関係は気づかないうちに薄れていってしまいます。

LINEは“売るため”ではなく“選ばれるため”の仕組み

そこで重要になるのがLINE公式アカウントです。LINEは単なる連絡手段ではありません。定期的に情報を届け、会社の考え方や人となりを伝え、「安心できる会社」という印象をつくります。 例えば、暮らしに役立つ情報、季節の注意喚起、ちょっとした豆知識。 こうした発信を積み重ねることで、お客様の中に「この会社は役に立つ」という記憶が残ります。この“記憶”こそが、価格では測れない価値になります。
「売れる状態」をつくるのがマーケティング
マーケティングとは、短期的に売上をつくるためのものではありません。長期的に信頼を積み上げ、「選ばれる状態」をつくる活動です。そしてその結果として、自然と売れるようになる。これが本来のマーケティングの姿です。 売ろうとする会社ではなく、選ばれる会社へ。 その第一歩が、接点の再設計にあります。

ガス屋さんのためのLINEマーケティング ~接点戦略の再設計~

第1回
LINEはツールではなく「会社の姿勢」である
以前、LINE公式アカウントについて、リッチメニューの設定や配信のコツなど、機能面を中心に連載を行いました。今回からは「LINEの使い方」ではなく、LINEをマーケティングツールとしてどう位置づけるかというお話で連載していきます。前回とは少し視点を変えて、LINEマーケティングを一緒に考えていきましょう。

「LINEはやったほうがいいですか?」と聞かれますが…

プロパンガス事業者の経営者さまから、よくこんな質問をいただきます。
もちろん、やる・やらないはお店や経営者さまの判断です。でも実は、それ以上に大切な問いがあります。それは、「これからお客様とどうつながっていきたいか?」ということです。LINEは単なるアプリではありません。お客様との“距離感”をどう考えるか、まずはそこを考えてみましょう。

知らないうちに、接点は減っています

自動検針やWEB請求が進み、訪問の回数は以前より減りました。業務は効率化され、とても良いことです。 ただ、その一方で—— お客様と直接話す機会も、確実に減っています。 ガスは毎日使われています。でも、「どこの会社が供給しているか」を日常的に意識している方は、実はそれほど多くありません。何もなければ思い出されない。困ったときに思い出してもらえなければ、価格や条件で比べられる。接点が減るというのは、少しずつ存在感が薄くなることでもあるのです。

LINEは“売るため”だけのものではない

LINEというと、キャンペーン配信や販促のイメージがあるかもしれません。でも本質はそこではありません。LINEは、ゆるやかにつながり続けるための仕組みです。 月に一度、暮らしに役立つ情報が届く。寒くなる前に注意喚起が届く。価格改定の背景を、自分たちの言葉で丁寧に伝えられる。 それだけで、「きちんとしている会社だな」という印象は積み重なっていきます。

信頼は、静かに積み上がります

売上は数字で見えます。けれど、信頼は目に見えません。それでも、毎日の積み重ねの中で確実に育ちます。 LINEを使うかどうかは、デジタル化の問題ではなく、「お客様とのつながりを偶然に任せるのか、それとも自分たちで整えていくのか」という問題なのです。

LINE公式アカウントでできること

LINE公式アカウントの活用によって、欲しい情報を欲しい人に簡単に届けることのできる時代です!今回のソフィアメールでは、配信料と特におすすめの機能について解説します。

LINE公式アカウント配信料

LINE公式アカウントには複数の料金プランがあり、やりたいことや規模によって料金を選択できます。

プランによって月に配信できるメッセージ数に制限がありますが、メッセージ通数にカウントされるのはメッセージ配信やセグメント配信で、ユーザーと個別にチャットでやり取りをした数はカウントされません。

ガス屋さんにおすすめの機能5選

LINE公式アカウントと聞くと、友だちになった企業から定期的に画像やテキストが一斉に送られてくる 「メッセージ配信」を想像しがちですが、特にガス屋さんに活用いただきたい機能は「チャット機能」「セグメント配信」です。その2つの機能の活用で欲しい情報を欲しい人に届けるOne to Oneマーケティングが可能になります。

案外忘れがちなのが「プロフィールの設定」。営業時間や取り扱いサービスなどを明記しておけば、簡易的なホームページとしての役目も果たせそうです。「リッチメニュー」にお店へ電話がかけられるボタンを設置するのがソフィアキャット流。
ユーザビリティ向上、間違いなしです。

ソフィア企画ではアカウントの開設から運用サポート、定期配信のコンテンツ作成や配信代行まで承ります。是非一度、お気軽にお問い合わせください。

LINE公式アカウントを活用するメリット

9,500万人(2023年6月末時点)が利用するLINEを活用して、必要な情報を必要としているお客様に届けませんか?LPWAによる自動検針が進み、ガス事業者様の業務効率は大幅改善される一方、検針時に行っていたポスティングやユーザー様との接触の機会が減少しコミュニケーション不足を危惧する声も…。

ソフィア企画ではアカウントの開設から運用サポート、定期配信のコンテンツ作成や配信代行まで承ります。是非一度、お気軽にお問い合わせください。